上司の背広に間違えて香水を・・・臭いをかいでいたら口紅まで

そのOLは体臭を気にしていた。

原因は、まだ中学生の時に心無い男子生徒から化粧臭いと指摘された事が発端

もちろん化粧などしてはいなかったが以降、風呂に入るたびに無理やり全身をくまなく洗うようになった。

そんな彼女も短大を卒業してOLとなってからは化粧もするようになった。

しかし、臭いには敏感で同僚の汗の臭いも気にするようになっていた。

もともとがそうだった訳ではない、高校ではバレーボール部に所属していたし、短大入学と同時に上京したから真夏でなくても汗をかくことは多くなり、むしろ平気でさえあった。

ところが就職してOLとなってからは通勤に地下鉄を使うようになった。

真夏に汗をかいたままで満員電車に乗ると・・・。

時にはむせ返るような臭気が漂っていることは説明も要らないだろう。

この様な環境を嫌悪するあまり「自分も誰かに臭いと思われているかもしれない」との考えから香水を多用するようになった。

しかし、香水というのはある意味両刃の刃ともいえる訳で好む人もいれば嫌いな人もいる。

あの中学生時代の男子生徒も香りの良い彼女が使っていたシャンプーの臭いに敏感に反応したにすぎない。

しかも付けすぎたら狭い空間では強烈な武器にさえなってしまうしマイナスのイメージしか与えられない。

それはさておき、彼女は帰宅の準備を整えて香水の付け直しをしていたら間違えて上司の背広にまで香水を振り掛けてしまった。
やばいOL

ヤバイと思い、即座に臭いを確かめたが、悪い事に口紅までが背広に付着してしまったのである。

もはや取り返しが付かないが週末のデートの前に叱られるのもイヤなので誰かのせいにしてしまおうとバックレた。

災難なのは上司であるが香水など気にしない性質なので気がつくこともなく、そのまま帰宅した。

ところが帰宅を迎えた彼の奥さんは香水も口紅も見逃さなかった。

ヤキモチ焼きの奥さんと上司の仲が数日の間重苦しい雰囲気だった事を件のOLは知る由もなかった。


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