煮詰まったコーヒーを飲まされ続けた上司は腹をこわして胃痛に悩む

その職場のオフィスは決して大勢を抱えてはいなかった。

総勢5人という小さな企業で営業社員は不在の事が多かったからOLたちが気を利かせて、いつでも熱いコーヒーを飲んでもらおうとコーヒーメーカーを導入

確かに毎日、いつでもコーヒーが飲める状態にはなっていた。

地方まわりの営業部長は出張を除けば机に向かう事が多い。

しかもコーヒー好きということでOL達は毎日10杯ものコーヒーを部長に勧めていた。

これはこれで気が利いているのだがOLの一人は煎れたてよりも煮詰まったコーヒーを勧める傾向にあり、アメリカンが好きな部長ではあるがOLの機嫌をそこねると、どの様な仕返しに遭うかも知れんと我慢を続け、表情だけは嬉しそうに飲むのだからOLも気分が良い。

結局、部長は煮詰まる寸前のコーヒーが好きなんだと勘違いしてしまった。

その後、彼女はいっぺんにコーヒーを用意することを止めて部長のために【いつでも煮詰まるコーヒー】を用意するようになった。

たまらないのは部長の方だが相変わらず渋みの効いたコーヒーを美味そうに飲む表情に変わりはない。

しかし数ヵ月後、会社が指定する健康診断でいくつもの数値を指摘されてしまう。

生活習慣についても聞かれたが特別に思い当たるフシは煮詰まったコーヒーくらいしか思い当たらなかった。

以後、営業部長は煮詰まったコーヒーを飲むと必ず胃痛を感じるようになった。

しかし相変わらず円満な社内の雰囲気を壊してはならないとOLの煎れるコーヒーを嫌な顔もせずに飲み続ける毎日は彼女が寿退社をするまで続いた。

担当外部署の湯のみを洗って重ねておいたら・・叱られたのは担当の女の子

給湯室、あるいは湯沸室というのはOL達の息抜きの場であったり社交の場でもある。

洗い物についても得意なOLもいれば全く苦手というか嫌いという前途多難なOLもいる訳で

自分がかつて新米社員だった時には先輩OLに命令されて茶碗洗いからお茶汲みまでをさせられた経験があるが、上司からは色気が無いと苦笑された。

これは大手金融企業の話。

入社して2年目のOL麗子は家事が嫌い、そのため両親と同居したまま通える範囲の勤め先を希望したら思いがけなく大手の企業に採用が決まった。

職種としては営業の補助になるが1課、2課ともにお茶汲みなどの仕事は数人いる女性社員が担っていた。

仕事中にはおしゃべりも出来ないから給湯室はOLの雑談会場、上司達もそれは知っているがサボりもスキルの範囲と認め無闇に彼女たちの反感を買おうとはしなかった。

オンナが3人いたらトラブルの元というの私の持論だが1課2課ともに特別な問題もなく仲の良い雰囲気が漂っていた。

あるとき入社間もない営業1課の新人OLが給湯室に入ったら2課の洗い物がそのままになっていた。

さては麗子先輩だなと含み笑いを覚えながらついでと思い2課の分まで洗い始めた。

意図はしなかったものの悲劇はその直後に起きた。

社員の湯のみ茶碗は間違えないように形も模様も違えていた。

そのため洗った後に重ねるときにも工夫が必要で、ごくたまにではあるが外れなくなるという現象も起きていた。

新人OLはそこまでは気が回らず、洗ったあとには順番に重ねておいたので2課の麗子にはお礼を言われるばかりのはずだったのだが・・。

昼休みの休憩の後で2課の課長がお茶を飲みたいといい始めたので麗子は給湯室に向かう

やった憶えもないのに食器棚に並ぶ茶碗を見て新人OLが気を利かせてくれたことに気がついた。

「あとでお礼を言わなければ」

そう思い課長の茶碗を取り出そうとして異変に気がついた。

なんと、課長の湯飲みと主任の湯のみが重なったまま外れなくなっている。

実はこの二人、あまり仲が良くない。

原因は判らないが天敵同士という雰囲気を持っていた。

そして去年も同じ悲劇があったため2課ではOL同士が注意をしていたのだが1課にまでは湯のみの情報を伝えておかなかった。

やむを得ず課長には湯のみのことを伝え、来客用の茶碗でお茶を出したのだが課長はご機嫌ななめ。

1課の新人が洗い物をしたためとも言えず叱責を飲み込んだが、その後、課長命令の残業が増えたとか?

小さな親切が悲劇をもたらしたというお話し。

OLが電車の中で突然泣き出し近くにいた男は痴漢に間違われる

満員電車の中では、しばしば事件が起きている。

典型的なのは痴漢だが、意図もしないのに揺れるたびに間違えて触れてしまったということはあるかもしれない。

そのため、自分が電車に乗るときには必ず女性が近くにいないところを選ぶようにしている。

しかし時にはそれさえも不可能な混み具合に遭遇することもあるから片手は吊り革に、もう片方はカバンを抱えてアリバイ工作をしている。

もとい、防衛している。

ところが、その様な配慮があったかどうかは知らないが、何もしないのに悲劇に見舞われたサラリーマンの話。

まったく災難というものは何処に待ち受けているのか判らない。

男は朝から気分が良かった。

今日は妻の誕生日だし、プレゼントを用意して帰宅後にはささやかなパーティーも考えていた。

きっと喜んでもらえるはずだ、以前から欲しがっていたスイート10の指輪を銀座の専門店に頼んでおいたので帰宅途中に寄り道して家路を急ぐだけになっていた。

気持ちのせいか仕事も順調にこなし気分の良い1日を過ごしていた。

あとは帰宅途中に銀座に立ち寄り家路を急ぐばかりである。

ところが好事魔多しである。

その日の日比谷線は、いつにも増して超満員電車だった。

どうせ銀座に着けば多数の乗降客もいるはずだからと邪魔にならない程度に入り口付近を避けて奥のほうに乗り込んだ。

悲劇は銀座までもう少しの築地付近で起きた。

何故かは知らないが彼の隣りに乗っていた初々しいOLが突然泣き出したのだ。

これを見た周りの乗客が、いきなり「痴漢だ!」と叫んだのである。

周囲の目は一斉に泣き出したOLと彼に注がれた。

何故ならばOLの周りにいた男性は彼だけだったからである。

まったくの濡れ衣、しかし、彼のそばにいたご婦人が、すかさず彼の手を取り上げて「痴漢はこの人です。誰か捕まえてください!」と濡れ衣の上塗りをしたものだからたまらない。

結局、次の東銀座で数人の協力者に囲まれて降りざるを得なかった。

泣きじゃくるOLのためには先ほどのご夫人が同行して築地署への連行となったのである。

事情聴取は一方的なものだった。

そもそも痴漢行為をしている場面の目撃者など誰もいない、憶測の域を出ないのだがOLが泣きやまず、誰の質問にも答えないので、このような大ごとになったのだ。

無闇な事情聴取が20分も続いた頃に、ようやくOLは冷静さを取り戻した。
泣くOL
別室で婦人警官の聴取を受けたOLは「どこをどの様に触られたのか?」との質問に、かすれた声で答えた。

「いいえ、どこも触られていません。」

じゃあ何故泣き出したのという同行のご婦人の質問にはうつむいたままで「私、失恋しちゃったんです。」とだけ答えた。

ようやく事情が飲み込めた婦人警官と御婦人は顔を見合した。

そう男は痴漢などやっていない。

隣りの部屋でうんざりしながら聴取を受けていた男性は無事に釈放されたものの寄るはずだった宝石店の閉店時間は過ぎていた・・。

その後の彼は日比谷線を嫌い通勤手段には山手線を利用するようになった。

やる気あふれるOLのワナ

最近ではなかなか男女ともやる気溢れる新入社員にはお目にかかれないように思う。
そんな中、今時にはめずらしくやる気溢れる新人OLが入社してきた。
やる気
彼女は好奇心旺盛でどんな仕事も意欲的で、たくさんの先輩、上司も彼女を可愛がっていた。
とくに彼女の直属の上司は非常に可愛がり、
女子社員への取扱は難しいと感じるものの得意先にまで同行させるほどの熱の入れようだった。

とにかくなんでも行動に移す彼女は、もちろんトラブルも多々起こすもあったものの、
やはりやる気ある彼女を上司である彼はなにかと目をかけてやるようになった。

あるときはきびしく、あるときはやさしく、
人並み程度に接していたつもりではあったものの、
やはり情がモノをいうのは人の常というものだろう。

彼女がなにか失敗をすれば、ついつい必要以上にフォローするようになっていったのである。

次第に彼女と上司の彼はどんどんと信頼関係も強くなっていった。
それに伴ってスキンシップも本人同士は気づかぬものの、次第に増えていったのも否めない。

そんな中、彼女は大切なプレゼンに上司と一緒に参加することとなったのだが、
彼女はここでもトラブルを起こしてしまったのである。

もちろん上司である彼はなんとかフォローをしたのであるが、
泣きじゃくる彼女を放置することができず、
彼女を家まで送り届けることとなったのである。

彼女を家まで送り届け、会社に戻ると社員から先ほどのプレゼン結果の連絡があり、
今後の取引を考えさせてくれとの回答。

どうやら家に送り届けたところを、ライバル業者に見られていたのである。

しかも彼自身はいつも当たり前のように行っていたスキンシップが、
さらにそれらしく見えていたのかもしれない。

浮気と勘違いされた彼は業界に不貞のウワサを広められることとなってしまったのである

可愛い寝顔に絆されて

清楚なイメージのOLは御徒町のジュエリーメーカーに勤めていた。

毎朝の出勤時間は10時、同僚と一緒に15分前に駆け込むのが日課となっていた。

住まいのある大森からは京浜東北線で一直線、乗り換えも無いから座席についたら直前までうたた寝をしながらの毎日だった。

こんな彼女のうたた寝姿を毎日眺めながら幸せに通勤する会社員の男がいた。

ある意味、付きまとい行為とも受け取れかねない行動ではあるのだが、
彼の勤め先は上野で、御徒町でOLが降りるのを確認してから立ち上がり次の駅から会社に向かうのが日課となっており、彼にとっては至福の時間であることは言わずもがなである。

ある日、彼の会社ではトップが参加する会議が催されることとなり、どうしても遅刻できない予定ができてしまった。
1本早めるべきかどうかを悩んだ挙句に彼女の寝顔を拝む方が
仕事のやる気にもつながるといいように解釈し、いつもと同じ電車に乗り込んだ。

ところがその日に限ってOLは出社前に赤羽方面で用事を済ませてからの出勤予定なので御徒町を過ぎても降りようとはしない。

もちろん不思議な話ではないが不思議なのは男の行動。

何と彼は電車からのアナウンスを聞くのではなく、OLの降りる次の駅から出社するという習性が身についており、他の選択肢を持っていなかった。

つまり彼の目はOLにのみ注がれており彼女の寝顔に絆され、他の事は皆雑音になっていたという事になる。

そのため、彼は上野を過ぎても鶯谷を過ぎても降りようとはしなかった。

結局、乗り過ごしに気がついたのは赤羽に着いた瞬間。

彼女が降りるのと同時に見慣れないまわりの景色に違和感を感じて・・・

すぐさま反対の電車に飛び乗ったが無常にもタイムレコーダーはアウトの宣告を告げていた・・。

人見知りOLが積極的になった時

人見知りぎみでおっとりとした感じではあるものの、
話すとなんともかわいらしい声のOLがいる。

人付き合いのほとんどない彼女だが非常に親しくしている同期の男性同僚がおり、
部署は違えど仲良く休憩をしている様子をよく見かけていた。

しかし、ある日その同期の彼がなかなか休憩時間に現れないようで、
彼女は彼の部署の前を行ったり来たりしてはチラチラと覗いていた。

見かねた彼と同じ部署のOLから声をかけられ、彼が今日休みであることをつげられた。
電話番号を教わり、彼女はいそいそと心配の電話をしたようである。

ところが、彼女が教えてもらった電話番号は社員名簿欄から一行ずれた同姓社員の電話番号。

彼女のコロコロと鈴の音がなるような愛らしい声で、
留守番電話にたっぷりと愛情あふれる心配の声を吹き込んだようである。

その後、同僚の彼は外回りから帰り、休んでいなかったことを知ったが、
知らない人への留守電に吹き込んだことに気づいたものの、
人見知りな彼女はフォローをするのをためらってしまい、
忘れることに決め込んでしまった。

さて、その電話相手であるが、ちょうど不倫がバレ、
奥さんとの話し合いの為に休んでいたとか。

なんとか奥さんをなだめた直後にあの電話
もう話など聞いてくれるはずもなく離婚に至ったようだ。

彼女も電話の相手が離婚したことも、
まさかとどめを刺したのが自分であることも知る由もない。

汗かきOLは準備万端?

OLというと冷房の効いた事務所の中で事務仕事ばかりではない。

小さな会社であれば時には営業の仕事も回ってくるし、もちろん、男性社員と一緒に外回りすることもしばしば。

特に普段は事務所のクーラーで寒い寒いと大騒ぎしてるOLは
寒さも然り暑さにも弱いようで、夏に一緒に外回りをするといつも汗だく状態らしい。

なぜか化粧は落ちないようだが、彼女曰く顔に汗をかかない分、体はヒドイ状態らしく、
どうやら真夏の外回りの予定の日は着替えもしっかり準備しているようだ。

ある時、その彼女はいつもどおり自分と一緒に外回りに出かけたのだが、
予定外のクレームが入ってしまい、上司に出張るよう再三の電話をしたのだが、
この上司が一向に首を縦に振らず、
彼女はわざわざ事務所へ駆け戻り上司を説得することに
ようやく上司も重い腰を上げることとなった。

彼女は上司と一緒に出ることになったのだが、
さすがに汗だく状態でまた電車に乗るのがためらわれたらしい。

なんとか着替えをしたいと取り急ぎ鞄を片手にロッカールームに駆け込んだ。

しかし、これが後に悲劇を生むことになる。

なんと彼女はデザインが似ているとはいえ間違えて上司のカバンに着替えた下着をしまいこんだのだ・・

着替えを終え、いざ出発。

しかし、あまりに遅いと感じた自分も会社へ戻り、彼女を帰宅させ、
件の上司と自分が一緒にクレーム先へ向かうことに。

時間も時間。

すでに電車は満員状態で上司とは電車の中ではぐれてしまったが、行先は一緒。

まぁ、いいかと開き直った直後、電車内で一瞬のざわつき。

中心には件の上司・・・手には女性モノの下着。

自分は目を合わせず逃げるようにその場を離れたのは言うまでもない。

メモはしておきましたが何かって開き直り?

常識というものは万人が認めるものの他にもローカルルールのようなものはいたるところに存在しているが、社会人の常識でさえも身につけないままに年齢だけを重ねるという悲しいOLも中には存在するようだ。

例えば電話の取次ぎ、社員教育期間を設けない小さな会社であれば相手に対しては同僚および自分の上司にさえも「さん」は付けないで話をすることを徹底していないから、ありがちな失敗例として、しばしばお耳にかかるが、自分が遭遇したのは業界大手の証券会社に数年勤めたセールスレディー経験者の話。

確かに常識程度の教育は受けているようだし、彼女なりの経験も多く、時には不足部分も指摘されて勉強にもなったことはある。

しかし、「この程度の常識も身につけていないのか?」と思う場面にもしばしば遭遇した。

例えば電話の取次ぎについては自分が不在であれば必ずメモを取り誰からのどの様な要件であったかを簡潔に記録しておくというのが常識と認識している。

今でこそ携帯電話の普及で大事な要件であれば直接連絡があるが当時はオフィスにかけるのが一般的。

担当者が外出中であれば当然メモを取るが出先からの連絡があれば不在時の内容を伝えるのも電話番の役目と認識している。

ところが彼女の場合はメモは取ってあるものの外出先から連絡を入れてもそれについては触れようとしない。

あるいは自分を陥れようとするのかと、勘違いしたこともあったが彼女なりの常識だったようだ。

その常識に、してやられたと感じたことは今でも忘れない・・。

それは、たまたま2週間の出張に出かけたときのことだが

基本的には毎日、会社に連絡を入れていた。

当然だが即答できる内容はともかくペンディングが必要な内容もある。

しかし、その判定はあくまでも担当者の自分であるはずだが取次ぎの彼女が勝手に判断してメモのみに記録されていたという、お粗末なお話。

どうやらデートの待ち合わせ時間でも気にしていたのだろうか?

帰宅時間を気にするOL

取引先からの連絡だったのだが、担当者は外出中という答え方をしていたらしい・・

たしかに外出には違いないが長期の出張であることを伝えていないために相手は即日の応答を待っていたようだ・・。

はたして、2週間後。

久しぶりに出社した自分が苦笑したのは時系列的にセロテープで繋げられた2メートルを超えるメモの帯。

まあ、これはこれで判りやすいことは間違いない。

しかし、内容を確認すると1週間前に連絡が欲しいとか、即日注文したいなどのカキコミを発見。

なんと彼女はこの様な内容でさえもメモだけで済ませておいたのだ!

取引先にはすぐさま連絡を入れたが時すでに遅し・・・自分との信頼関係が原因ではあるが、以後売り上げは発生しなかった。

何よりも堪えたのは、その取引先を紹介してくれた方にまで迷惑をかけたことで社員教育の教訓としても心に留めている。

OLが上司の自宅に電話

決して悪気があっての行為ではない、あくまでも仕事のために必然が生じた結果の先の話。

彼女はわずか10人足らずの小さな会社に勤めていた。

そのため大手の企業とは違い部門の仕事だけではなく同僚の手助けにもしばしば駆り出された。

ある日一緒に出掛けた現場から先に帰途についた男性社員が携帯電話を忘れていってしまった。

一昔前ならともかく営業マンが携帯も持たずに半日も過ごすということは現実的ではない。

気が付いて戻ってくれば良いが、万一を考え自宅近くまで届けてあげようと考えた。

男性社員の住まいまでは知らないが最寄りの駅なら知っている。

自分の住まいからでもそう遠くはないから届けて帰宅するくらいなら、それほど面倒でもなかった。

出先で30分ほどを過ごした後で同僚のもとへ向かった。

最寄りの駅までは30分、ここから自宅近くの駅までは10分もかからないから苦にはならない。

駅に着いたところで彼の家に電話をかけた。

ほどなく電話口に出たのは同僚の奥さんだった。

「何も悪いことはしていない私は彼の忘れ物を届けただけだし特別な感情も抱いてはいない。」

しかし、このように考えるのは彼女だけであって旦那の浮気を疑い始めた奥さんにとっては証拠をつかんだと言わんばかりの剣幕であった。

もちろん彼女はたまったものではないので釈明したが、奥さんは浮気相手と決めてかかっているので取りつく島もない

どうやら同僚は帰宅をしていない様だった。

このまま帰っても目的は果たせそうもないと感じながら色恋沙汰が殺人事件に発展する世の中で勘違いされてはたまらないと説明もそこそこに電話を切った。

そのような出来事は全く知らずに自宅近くの居酒屋からホロ酔い気分で帰宅した男性を待っていたのは鬼のような形相の奥さんだったとか?
怒る奥さん

可愛そうに彼はその後、休日は単身での外出禁止。

普段でも帰宅が遅いときには必ず連絡を強いられ、時々奥さんから確認の電話がかかってくるとか・・。

不倫させ屋OL

ずいぶん前に痴漢捏造事件というのがあったことを記憶しているが、内容は男と結託して目撃者にしておいて罪もない善良な市民を犯罪者に仕立てるという卑劣な手法。

自分も満員電車に乗るときや人混みの中では女性には近寄らないように気を付けるようにしている。

ところで今回は捏造事件が本当になった「嘘から出たマコト」のお話。

彼女は短大を卒業して3年目のOL、中規模の会社であるが不況にもめげず毎年新入社員は募集している。

どうせ寿退社までの短い期間とは割り切っているが、どうせなら仕事も楽しみたいし同僚とも仲良くしたい。

これまでは上手くやってきたつもりで、お局様と呼ばれる先輩女史とも仲良くできている。

後輩も妹のように可愛がりトラブルは無かった。

しかし、この恵まれた環境に甘んじていたのも数か月前までの話

今年入社した新人の中に言われなき反抗心を燃やす後輩の女子社員がいたからだ。

最初は気のせいかとも思ったが、ある日の休憩時間に給湯室で自分の湯飲み茶わんに雑巾の絞り水を入れようとする後輩の姿を目撃

もはや放っておくべき問題ではない。

ここから反撃に転じようとしたが、あからさまでは仲の良い同僚の反感まで買うことになる。

そこで考えたのが「女は恋をすると可愛くもなる」という御金言で、後輩も恋人が出来れば可愛くなるかもしれないという目論見である。

つまり、決して後輩に危害を加えようとか排斥しようとの思惑ではない。

あくまでも仲良くなるための手段としての目論見になる。

問題はここからになる。

後輩に誰をあてがおうか?

思いついたのは仕事はさっぱりだが、なかなかのイケ面で2歳上の同僚。

後輩とのキューピッド役を務めあげ手法は割愛するが彼が後輩をデートに誘うのを目撃した。
不倫デート

これで、しばらくは安心かもしれない。

思わず笑みがこぼれた。

しかし話は思わぬ方向へ展開する。

独身だと思っていた男性社員には妻子がいたのだ。

後になって判ったことだが学生時代の出来ちゃった結婚ということだった。

当然のことだが後輩とは不倫関係になる。

事が発覚した後で男性社員は転勤、後輩社員はいたたまれずに退職という結果になった。

結論からいうと彼女は不倫させ屋の離れ業を遂行したことになった。